Afternoon Tea について その1

2001年9月19日掲載

 
 アフタヌーンティーとは、英国のおおむね7種にわけられるお茶の時間のひとつ。それもただ午後に紅茶を飲むのではなく。社交としてのティータイムということなります。

 午後に軽くお菓子を頂きながらお茶を飲むのはミッディーティーブレイク(3時のお茶)とか単にティーブレイクと呼ばれます。

午後に喫茶店などで軽くお茶をのんだり、お友達をよんで気軽にお茶を飲むことを本来をアフタヌーンティーとは呼ばないのです。

 アフタヌーンティーのはじまりは、1850年頃に英国の7代目ベットフォード公爵夫人のアンナ・マリアという方が始めたものとされているのはご存知のお方も多いと思います。

少し説明しておきますと、当時、1日2食で、朝10時〜11時頃目をさますと、朝食を食べたのち、お昼は頂かずに、夜8時ごろ夕食を頂き、その後、ダンスや、トランプなどの遊びを夜中まで行い、就寝というスタイルの日常でした。ロンドンでの社交のシーズンが終わるとそれぞれの領地の邸宅(マナーハウスと呼ばれる館ですね)に戻るのですが、その邸宅において、お互いにお呼ばれして、宿泊場所を提供し、夜のパーティーが繰り広げられていました。

 

 そんな中で、ベットフォード公爵の館ウォーバンアベイにて、夕方4時頃おなかをすかせたアンナ・マリアがバター付きパンとともにお茶を楽しんだのが、アフタヌーンティーの始まりと言われています。ちょうど多くの人がおなかがすく時間なので、その習慣が他の貴族の女性に広がったといわれています。

 もともと夕方にお茶をたのしむ習慣は古くは17世紀のオランダでも行っており、英国でもお茶を飲むことはされていましたが、アンナ・マリアがアフタヌーンティーを始めたといわれるのは、その時間帯に社交として、人を招き、おもてなしをしながらお茶を楽しんだことによると考えられています。

 

 余談ですが、ウォーバンアベイは、今でもベットフォード公爵の所有で、観光地でもあります。館内を見学し、パンフレットにアフタヌーンティー発祥の部屋となっているブルードローイングルームを訪れることができます。紅茶好きの方は是非一度訪ねてみて下さい。160年前のアフタヌーンティーに思いをはせてみては如何でしょうか?非常にお庭が広い素敵なところです。(入り口から車ではいり、徐行ですが、芝生の敷地内を鹿をみながら、ぐるぐるとドライブした最後に館にたどり着きます。館の正面には川が流れており、ブルドローイングルームからの眺めも、芝生がひろがり、湖があり、はるかむこうに木々がみえるといった壮大な景色がたのしめます。とにかく広いです。そんな中でベストシーズンには野外コンサートなども行われますので、そういったイベントに参加するのもまた、一向です。)(ただしこのDATAは大分前の私の経験ですので詳細は確認してくださいね。)

 

ずいぶんと余談が増えてしまいました。この続きは次回に致します。

紅茶教室の歴史の回でも余談が盛りだくさんで、あっという間に終わってしまいます)

次回は、社交のためのティーを中心としたお話の予定です。

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